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TEL:0997-58-4013

環境省奄美野生生物保護センター 鹿児島県大島郡大和村思勝字腰ノ畑551

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2015年07月03日

奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

今回は環境省 奄美野生生物保護センターで自然保護官をされていた方からのメッセージを紹介します。

奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

1988年春、大学を卒業して奄美にやってきました。奄美(当時の名瀬市朝仁赤崎)にマングースがいるという話を知り合いの土建屋で仕事をしていたおじちゃんから聞いたのがその年の秋のことでした。マングースの調査を開始し、奄美哺乳類研究会という団体を作り、仲間たちと夜な夜な調査を続けました。
調査にかかわってくれた仲間たちばかりでなく、マングースの問題性を県や政府に陳情してくれた地元自然関係の団体などの支援により、様々な形で広く認知されるところになりました。このような動きが、市町村の有害鳥獣捕獲や1996年から99年の環境庁(当時)によるモデル事業の実現につながりました。モデル事業の結果を踏まえて2000年には外来生物法もない中、狩猟免許所持者や一般の方々による報奨金制度を中心とした島民による100人規模の駆除事業も始まりました。
奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2
2005年に奄美マングースバスターズを結成できたのは、外来生物法の施行という追い風がとても大きかったことは確かですが、それまでの報奨金制度による限界もあり、報奨金では対応できない林内での作業など、細々とやっていた雇用従事者の枠を拡大して、チームとして組織したのが奄美マングースバスターズでした。今年の7月1日でバスターズ結成10周年とのこと、感慨深いです。その後のバスターズによる日々の綿密な作業の積み重ねの成果として、大きくマングースを減らすことができているのは、頑張ってくれている皆さんがいるからですし、当然の成果ともいえます。バスターズの皆さんに知っておいて欲しいのは、今のバスターズがあるのは、現在の関係者や国内外の研究者たちばかりでなく、数え切れないぐらいいろんな人たちが、直接、間接的にマングース問題に関わってくれてきたからこそ今があるし、奄美大島からの根絶という大きな目標も射程に入ってきているということです。関わっていなくても応援してくれている人たちは本当にたくさんいます。
奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

実際の根絶の実現、根絶宣言にはもう少し時間がかかるでしょうし、まだ越えなければいけない高い壁がいくつか待ち受けているでしょうが、バスターズを中心に多くの方々の力が集結してきたからこそ今があるし、将来の根絶の実現もあるのだと思います。バスターズたちにとってはマングースが捕れなくなればなるほど、目標を見失ったり、きつい仕事になったりするかも知れません。でも、これを乗り越えないと根絶は実現しませんし、今だからこそ、これまでにも増してみんなの力を集結すべき時なのだと強く思います。奄美大島みたいに広い島でのマングース根絶は、世界にも例がありません。実現できれば、まさしく快挙と言えるでしょう。
奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

奄美の野生生物たちにとって、本来の奄美に近い自然環境の中で生息していける島を取り戻すことが不可欠ですし、人間には、そのような島で人と自然がうまく共生していく社会、環境を作っていく責任があると思います。マングース根絶はそのための大切な、そして大きな一歩です。

私自身、昭和の終わりに奄美に来てから27年が経ったことになります。奄美を離れて久しいですし、那覇からも見届けることができなくなってしまい、今はマングース対策にも関われていませんが、私にはこの快挙を実現した暁には、バスターズをはじめ関係者の皆さんたちと、奄美野生生物保護センター裏のオキナワウラジロガシの木陰で祝いたいという夢があります。私のささやかな?夢の実現のためにもよろしくお願いします。

環境省 自然環境局 生物多様性センター
専門調査官 阿部 慎太郎

奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

マングースバスターズのみなさま、AMB結成10周年おめでとうございます!
一年半の間マングース防除事業に関わらせていただきましたが、文字通り雨の日も風の日も、危険と隣り合わせで毎日作業をされているバスターズのみなさまの努力あってこその防除事業だと思っています。
現場ならではの着眼点でわなの改良や実験なども積極的にされていて、本当にこちらは頼りっきりでした。
奄美大島からのマングース根絶に着実に近づいていますが、最後の詰めに向けてがんばってください!
応援しています!!
環境省 やんばる野生生物保護センター 上席保護官 木村 麻里子

奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

10周年おめでとうございます☆
AMBが日々積み上げてきた10年間の歩みは、奄美の森の歴史にくっきりと刻まれましたね!
長きにわたりAMBを支え引っ張ってこられたみなさんに感服の思いです。
AMBに対する期待は、マングースはもちろん様々な場面で、今後ますます高まってきますね。
10年という節目を機に、偉業達成に向けて、そして奄美の森の未来に向けて、メンバー・すべての関係者一丸となり新たな歩みを進めていきましょう!!
環境省 水・大気環境局 水環境課 閉鎖性海域対策室 室長補佐 石川拓哉

奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその2

AMB結成10周年おめでとうございます!
「あの頃は夢物語だと思っていた。。。」この言葉は、マングース防除作業が始まったころを知る方が、現在のAMBの活躍を見て、驚きながら口にされたものです。約1万頭もいたマングースを今や根絶に手が届きそうなくらいのところまできたことは、AMBの皆さんの日々絶え間ない努力と信念があってこそ。感服致します。
東京から奄美へ来る時、先輩レンジャーから「目指せ!マングース根絶!」と言われ送り出されました。まだまだ頼りないレンジャーですが、AMBの皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

環境省奄美自然保護官事務所 自然保護官 岩本千鶴


奄美マングースバスターズホームページ



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Posted by 奄美マングースバスターズ  at 18:00 │Comments(0)AMB The 10th Anniversary 

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