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このブログの写真の無断転載はご遠慮ください。写真については、一部を除いてメンバーが休日等利用して撮影したものを使用しています。2015年12月05日
奄美国際ノネコ・シンポジウム

世界自然遺産登録に向けた取り組みが進む奄美大島で、外来種が問題になっています。奄美大島で問題になっているといえば、我々マングースバスターズが捕獲を続けているマングースのことを思い浮かべると思いますが、ノネコも外来種問題の一つなのです。
今回、奄美大島で、奄美の明日を考えると題して、ノネコの国際シンポジウムが開催されます。
基調講演にニュージーランドの外来種対策について、ニュージーランド保全管理研究所の方が来日され講演されます。ニュージーランドの研究者から外来種対策について直接聞くことができるいい機会だと思います。。
外来種対策の先進国であるニュージーランドでは、日本でほとんど行われていない外来種に対する環境教育が国策で行われています。ニュージーランドでは、コウモリをのぞいてすべての哺乳類が外来種なので、外来種は在来種を守るために排除しなければいけないと子供の内から教育されています。外来種を題材にした絵本もあります。

在来種についての絵本の中に外来種の絵本も置いてありました。

ニュージーランドではオコジョはいてはいけないものなので、このような常套句が使われています。(直訳は、自分で調べてね)
今回のパネルディスカッションでは、奄美大島の高校生もパネリストとして参加することとなっています。奄美の小学校(龍郷町立大勝小学校)、高校(県立大島高校)では外来種に対する環境教育が行われていて、子供たちの意識の高さがうかがえます。大人とまじってどんなディスカッションになるか楽しみです。また、小学生がノネコについて勉強したことを絵本にまとめたものが当日配布されるようです。バスターズも見習わないといけないですね。
日時:2015年12月6日(日)13:30~16:30
会場:奄美観光ホテル3階ホール(奄美市名瀬地区)
問い合わせ:鹿児島大学かごしまCOCセンター
https://www.kagoshima-u.ac.jp/information/2015/11/post-336.html
電 話:099-285-7198
E-mail:coc851@gm.kagoshima-u.ac.jp