マングースの目撃情報や、活動に関するお問い合わせは下記の連絡先にお願いいたします。
<一般財団法人自然環境研究センター 浦上事務所 鹿児島県奄美市名瀬浦上1385-2
TEL:0997-58-4013
環境省奄美野生生物保護センター 鹿児島県大島郡大和村思勝字腰ノ畑551TEL:0997-55-8620
このブログの写真の無断転載はご遠慮ください。写真については、一部を除いてメンバーが休日等利用して撮影したものを使用しています。2017年06月22日
擬態?
先日、作業中に沢で休んでいると、一緒にいたマングース探索犬が水の流れる沢を
じっと見ていました。
「何もいないようだがどうした」と、犬が見ている方向をじっと見ると・・・、
「ああっ!これかっ!すごいなお前よく見つけるなぁ」私も発見しました。
あなたには見つけられますか?

ヒント:両生類です
どうですか?見つけることができましたか?
・・・難しいですか?
では少し拡大しますね。

ヒント:画面右半分、水際にいます。
答えは・・・

アマミイシカワガエルでした(笑)。
見事な苔模様ですね!
じっと見ていました。
「何もいないようだがどうした」と、犬が見ている方向をじっと見ると・・・、
「ああっ!これかっ!すごいなお前よく見つけるなぁ」私も発見しました。
あなたには見つけられますか?
ヒント:両生類です
どうですか?見つけることができましたか?
・・・難しいですか?
では少し拡大しますね。
ヒント:画面右半分、水際にいます。
答えは・・・
アマミイシカワガエルでした(笑)。
見事な苔模様ですね!
2017年06月21日
アオウミガメの救出
先日、早朝の海岸に上陸している大きなアオウミガメに遭遇しました。
「デカッ!」と思い手元のカメラを構えると、なにやらバタバタともがいている様子?
よく見ると浜においてあった養殖用の網に、首と(ヒレのような)右前足が絡まって動けずにいるようでした。

急いで網を管理している方に連絡をとって許可をいただき、網にハサミを入れて外すと、
アオウミガメはバタフライの要領で砂を掻き、一目散に海へと戻って行きました・・。


おそらくは産卵のため上陸していたのでしょうが、ウミガメにとってはとんだ災難でした。
ですが私は、大きなアオウミガメを間近で見られて、しかも(やむを得ず?)触れることも出来ました(笑)。
「デカッ!」と思い手元のカメラを構えると、なにやらバタバタともがいている様子?
よく見ると浜においてあった養殖用の網に、首と(ヒレのような)右前足が絡まって動けずにいるようでした。
急いで網を管理している方に連絡をとって許可をいただき、網にハサミを入れて外すと、
アオウミガメはバタフライの要領で砂を掻き、一目散に海へと戻って行きました・・。
おそらくは産卵のため上陸していたのでしょうが、ウミガメにとってはとんだ災難でした。
ですが私は、大きなアオウミガメを間近で見られて、しかも(やむを得ず?)触れることも出来ました(笑)。
2012年07月24日
ケナガネズミ
奄美大島、徳之島の山地と沖縄のやんばるの森にだけ生息する日本最大のネズミで主に樹上で生活し木の実や昆虫をたべています。
ネズミとは思えないかわいい顔をしているのに大きなネズミなので森の中で出会うとビックリします。
一属一種の日本固有の種で国指定の天然記念物に指定され、なかなか見ることが難しくアマミトゲネズミと並ぶレアネズミです。

夜の林道では見かけることがありますが、珍しく昼間に樹上で寝ているのに出会えました。かなり大きな個体でした。
ケナガネズミは結構大型のネズミで、マングースの目撃情報を聞いている時、
「マングースは見ないけど、尻尾が白いサルを見た」
という話を聞いたことがあるので、樹上であの大きさの動物を見たら猿と勘違いするかもしれませんね?
リュウキュウイノシシとどちらが大きいのかなと思って大きさを調べてみました。
リュウキュウイノシシ:90~110㎝
ケナガネズミ:頭胴長が最大で33㎝、
尾の長さが最大で37㎝
尾まで入れると70㎝
非公式の記録では尾の長さも含めて90㎝を超えるのもいたそうなので、リュウキュウイノシシの♀と比べるとケナガネズミの方が大きい個体がいるかもしれませんね?
奄美大島に生息する哺乳類の大きさランキングを見てみると…
1位:リュウキュウイノシシ
2位:ノネコ
3位:ケナガネズミ
4位:マングース
5位:アマミノクロウサギ
2位にノネコ、4位にマングースがランクに入っているのが残念です。
ノネコ対策も課題ですが、少なくともマングースをこのランクから外すべくこれからも頑張りますのでよろしくお願いします。

ネズミとは思えないかわいい顔をしているのに大きなネズミなので森の中で出会うとビックリします。
一属一種の日本固有の種で国指定の天然記念物に指定され、なかなか見ることが難しくアマミトゲネズミと並ぶレアネズミです。

夜の林道では見かけることがありますが、珍しく昼間に樹上で寝ているのに出会えました。かなり大きな個体でした。
ケナガネズミは結構大型のネズミで、マングースの目撃情報を聞いている時、
「マングースは見ないけど、尻尾が白いサルを見た」
という話を聞いたことがあるので、樹上であの大きさの動物を見たら猿と勘違いするかもしれませんね?
リュウキュウイノシシとどちらが大きいのかなと思って大きさを調べてみました。
リュウキュウイノシシ:90~110㎝
ケナガネズミ:頭胴長が最大で33㎝、
尾の長さが最大で37㎝
尾まで入れると70㎝
非公式の記録では尾の長さも含めて90㎝を超えるのもいたそうなので、リュウキュウイノシシの♀と比べるとケナガネズミの方が大きい個体がいるかもしれませんね?
奄美大島に生息する哺乳類の大きさランキングを見てみると…
1位:リュウキュウイノシシ
2位:ノネコ
3位:ケナガネズミ
4位:マングース
5位:アマミノクロウサギ
2位にノネコ、4位にマングースがランクに入っているのが残念です。
ノネコ対策も課題ですが、少なくともマングースをこのランクから外すべくこれからも頑張りますのでよろしくお願いします。
