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<一般財団法人自然環境研究センター 浦上事務所 鹿児島県奄美市名瀬浦上1385-2 

TEL:0997-58-4013

環境省奄美野生生物保護センター 鹿児島県大島郡大和村思勝字腰ノ畑551

TEL:0997-55-8620

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2015年07月05日

奄美マングースバスターズ結成10周年メッセージその3

今回は環境省 奄美野生生物保護センターでアクティブレンジャーをされていた方からのメッセージを紹介します。



バスターズ結成10周年おめでとうございます! 結成から約3年の間、アクティブレンジャーとして捕獲データ整理などをお手伝いさせていただきました。当時、この壮大なプロジェクトが行き着く先を想像もできませんでしたが、バスターズの活躍でマングース根絶まであと少しですね。 暑い日も寒い日も罠を見回り、いろいろなことがあったと思いますが、10年間本当におつかれさまでした!そして奄美の生き物たちのためにもうひと頑張りお願いします。 プロジェクト成功の記念パーティで奄美に行くのを楽しみにしています!

一般財団法人 沖縄県環境科学センター 迫田 拓




奄美マングースバスターズの皆様及び関係者の皆様、結成10周年おめでとうございます。
結成当初、私は奄美野生生物保護センターで勤務しはじめて間もないころでした(私も奄美在住10周年になります)。研究棟で自己紹介をする12人の姿、これから山に設置されるのであろう大量のワナが床にぎっしり置かれていたこと、山では次々とワナにかかっているマングースの姿を思い出します。
あれから10年、近くから、または少し遠くからバスターズの活躍ぶりを見てきました。
どんどん進化していくバスターズや軍師の方々を頼もしく思っていたものです。


 数年前から、「大川の支流でクロウサギのフンを確認できるようになった」とか「金作原でヘリグロヒメトカゲをよく見るようになった」など、希少種をはじめとした在来種が回復していく様を実感し続けています。そしてそれを実感できることをありがたく思っています。奄美の自然のことを人に伝えるときに「マングースバスターズのおかげでここまで在来種が回復してきたんだよ」と話をするようになってからも時は流れていきますが、今ではその実感がゆっくりと安堵に変わりつつあります(もちろんマングース以外の問題はありますが)。
まだこの先困難が待ち受けているかもしれませんが、私はマングースを根絶できることを信じていますし、いつでも奄美マングースバスターズを応援しています。今後もみなさんのご活躍を期待しています!頑張ってください!!

NPO法人奄美野鳥の会 永井弓子

奄美マングースバスターズホームページ  


Posted by 奄美マングースバスターズ  at 07:00Comments(0)AMB The 10th Anniversary