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このブログの写真の無断転載はご遠慮ください。写真については、一部を除いてメンバーが休日等利用して撮影したものを使用しています。2017年07月05日
マメイタイセキグモ
ずいぶん前にカトウツケオグモという珍しい蜘蛛(クモ)を紹介したときに、
「日本7大珍種蜘蛛」(にほんななだいちんしゅぐも)について触れました。いつかは7大珍種蜘蛛のコンプリートを...と思っていましたが、その1つであるマメイタイセキグモを同僚が見つけてきました。
このクモが見られてとっても嬉しいという気持ちを、共有できる人がどれだけいるかわかりませんが、とにかく珍蜘蛛には変わりません。

このマメイタイセキグモは、ナゲナワグモ属の仲間で、網状の蜘蛛の巣を作って獲物を捕獲するのではなく、足の先から粘球を付けた糸を垂らして、獲物がやってくるとこの糸を振り回して捕獲する、変わった習性のクモです。日本ではマメイタイセキグモとムツトゲイセキグモの2種類が確認されており、どちらも「日本7大珍種蜘蛛」に入っています。
このクモは、捕食者に見つかりにくいよう、鳥の糞そっくりに擬態しています。しかし、獲物を捕獲するときは、また違ったトリックを使っているようです。
このクモが使う投げ縄からは、ガの雌が出すフェロモンに似た物質が分泌されていて、雄のガを誘引し、捕獲するのです。
さて、「日本7大珍種蜘蛛」。奄美大島でどれだけ見られるでしょうか。
カトウツケオグモ ・ ワクドツキジグモ ・ ムツトゲイセキグモ ・ マメイタイセキグモ ・ ツシマトリノフンダマシ ・ サカグチトリノフンダマシ ・ キジロオヒキグモの7種すべてを観察することができるのでしょうか?
今の所、カトウツケオグモ・マメイタイセキグモ・ツシマトリノフンダマシ・キジロオヒキグモの4種を見る事が出来ています。あと3種です。そのほとんどが南西諸島で記録があるのですが、ワクドツキジグモとサカグチトリノフンダマシの2種に関しては捕獲例が数10件と激レアなため、見つけるのはかなり困難だと思います。が、目を凝らして探していたいとおもいます。
改めて、目指せ「日本7大珍種蜘蛛」コンプリート!
他の珍種蜘蛛についてもまた紹介できればと思います。
投げ縄を振り回しているところも見てみたいです。
「日本7大珍種蜘蛛」(にほんななだいちんしゅぐも)について触れました。いつかは7大珍種蜘蛛のコンプリートを...と思っていましたが、その1つであるマメイタイセキグモを同僚が見つけてきました。
このクモが見られてとっても嬉しいという気持ちを、共有できる人がどれだけいるかわかりませんが、とにかく珍蜘蛛には変わりません。

このマメイタイセキグモは、ナゲナワグモ属の仲間で、網状の蜘蛛の巣を作って獲物を捕獲するのではなく、足の先から粘球を付けた糸を垂らして、獲物がやってくるとこの糸を振り回して捕獲する、変わった習性のクモです。日本ではマメイタイセキグモとムツトゲイセキグモの2種類が確認されており、どちらも「日本7大珍種蜘蛛」に入っています。
このクモは、捕食者に見つかりにくいよう、鳥の糞そっくりに擬態しています。しかし、獲物を捕獲するときは、また違ったトリックを使っているようです。
このクモが使う投げ縄からは、ガの雌が出すフェロモンに似た物質が分泌されていて、雄のガを誘引し、捕獲するのです。
さて、「日本7大珍種蜘蛛」。奄美大島でどれだけ見られるでしょうか。
カトウツケオグモ ・ ワクドツキジグモ ・ ムツトゲイセキグモ ・ マメイタイセキグモ ・ ツシマトリノフンダマシ ・ サカグチトリノフンダマシ ・ キジロオヒキグモの7種すべてを観察することができるのでしょうか?
今の所、カトウツケオグモ・マメイタイセキグモ・ツシマトリノフンダマシ・キジロオヒキグモの4種を見る事が出来ています。あと3種です。そのほとんどが南西諸島で記録があるのですが、ワクドツキジグモとサカグチトリノフンダマシの2種に関しては捕獲例が数10件と激レアなため、見つけるのはかなり困難だと思います。が、目を凝らして探していたいとおもいます。
改めて、目指せ「日本7大珍種蜘蛛」コンプリート!
他の珍種蜘蛛についてもまた紹介できればと思います。
投げ縄を振り回しているところも見てみたいです。